地域の社会や環境に貢献出来る『エコシンク』の本質は?

近くを車で通りかかる度に、気になっていたエコシンクを利用し始めました。とりあえず、古新聞を三ヶ月分程とアルミ缶をリサイクル。まずは、100円で「環境カード(ICカード)」を購入します。


古紙・アルミ缶・ペットボトル・天ぷら油などのリサイクルをポイント化したり、CO2削減分を認識したり出来るシステムです。利用する消費者が、このエコシンクにリサイクル品を持ち込みます。

設置されているポイント機に、「環境カード(ICカード)」または、「お財布機能付携帯」をかざすと、お得なポイントが貯まっていきます。そのポイントは、提携している近所の小売店などの商品券やクオカードと交換してもらえます。

そのリサイクル活動によって削減されたCO2削減値をポイントとして加算し、消費者と協賛企業との間で、カーボンオフセットを展開していく…、といった活用の仕方も出来るとのことです。

古新聞は、古新聞専用のポイント機があるので、カードをそのポイント機のスキャナーにかざします。専用の計量台の上に、持ってきた古新聞を乗せて、ポイント機の表示と音声のガイドに従って、各種情報を入力。

 

エコステーション1※カード販売機&古新聞専用のポイント機

 

その情報の項目立てが面白いです。ステーションまで、どのような手段で来るのか?車なのか、徒歩なのか?車ならその車の種類や大きさ、家からの距離は、どの位か?などといった内容です。

一番印象的なのが、最初にある項目。“ついで” or “わざわざ”という選択肢。このステーションを使って、社会やエコロジーに貢献していくのに、本末転倒になってしまう事柄を認識させつつ、本質的な部分に気づいてもらいたいというメッセージを強く感じます。単なる回収場所として利用されるケースも多いと思います。しかし、それは運営者側の本意ではなく、エコに対する意識を正しく持って活用してもらいたい。そんなメッセージを感じます。エコロジーは、このあたりの意識の持ち方がとても難しい。実践しようとしているのに、本末転倒になってしまっていることが良くあります。

今回の場合、エコステーションまでの距離があるので、車は使いたい。だから出来る限り、ついでに行くという意識を持つことを心掛ける。わざわざ、そのために車(ガソリン)を使うことなく、必ず何かのついでに行く。ちょっとしたことだけど、その意識を強く持っていないと、なかなか出来ないことです。

 

エコステーション2※アルミ缶専用のポイント機&計量ボックス

 

アルミ缶は、専用のポイント機と計量ボックスがあります。ポイント機のやり方は、古新聞と同じですが、計量ボックスには、アルミ缶をペッタンコにつぶして入れます。カードの初期設定は、古新聞の時に既に完了しているので、手順は、簡単になっています。

 

丸萬産業

 

無人の施設ですが、センサーライト・監視カメラが24時間作動しており、安心・安全性にも配慮しています。リサイクル品のセンターへの回収作業などの管理面も頻度高く行われているものと思われます。

こういった安心・安全性の他にも、施設の外観(色彩計画・構造・美観・清潔感)や、音の対策など、近隣住民の方々への理解浸透も重要になってくるのだろうなと思います。

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企業にとっては、広告・販促活動と、地域社会への貢献というハイブリッドな取り組みへとつながっていきます。企業と消費者、そして近隣住民の方々の協力によって、地域の社会や環境に貢献出来る仕組み。参加意識の向上と、継続性といったものが重要になっていくと思われます。

 

(環境について考える エコシンク/参照・引用)

参照記事
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