丁寧な仕事をする大工さん。この安心感が、職人の証です。

丁寧な仕事をしてくれる大工さんと話をする機会がありました。その仕事っぷりを支えているのは、親方の教えと お客さんの声を、真摯に受け止めてきた姿勢にあるようです。


先日、大工さんに、手摺りの設置などの諸々の工事をしてもらいました。その時の仕事がとても丁寧で、印象が良かったので、声を掛け、色々な話をすることができました。

 

手摺り※木目の筋方向の勢いと、プラスねじの締め位置がポイント。

 

お客さんの注文も様々で、それぞれのお客さんなりの注文があるようです。その都度、その声に耳を傾けて応えることで、それらを経験として積み重ねてきたそうです。

あるお客さんからは、こんな注文もあったそうです。プラスのネジを使用して、それを締める時、そのプラスのマーク(+)が垂直に収まり、決して、バツのマーク(×)の位置にならないようにして欲しいとのことです。運気がプラスになるようにとの思いを込めてのお客さんの注文だそうです。

同じ様なことで、お客さんに言われてから気をつけているのが、木の素材を使う時の木目の方向だそうです。特に、上下にその材料を使う時には、木目の筋方向の勢いが、上に向かっていくようにする。その家の運気が上昇することをイメージするそうです。

大工さんの仕事は、こういった風水や方位などといった運気と関わりのある事柄を重要視するので、このような成る程話が色々とあるそうです。

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色々なお客さんの声を聞き、それに応えて、そして、そこで覚えた事を、次の仕事に活かす。親方と、お客さんに、私は、育ててもらったと言っていました。この大工さんの真摯な姿勢が伺えます。

今回は、手摺りを設置する程度の簡単な仕事でしたが、適当な感じではなく、上記の様なところにも気を配りながら、作業をしてくれました。とても丁寧な仕事をしてくれる大工さんだったので、安心して仕事をまかせられるし、色んな話を聞くことができて楽しかったです。こういう人が、真の職人というんだろうなと思いました。

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